こんにちはHANAです。
2024年は「能登半島地震」の未曽有の大災害で幕開けとなりました。
震災から1か月半経過しました、死者は240人となり、今もなお4万戸以上が断水、1万4千人以上の方が避難生活を送っています(2月2日、石川県)
避難所生活で精神的、肉体的に疲れがピークに達していると思われます。
仮設住宅も少しずつですが入居が始まってきており、ボランティア活動も広がってきて支援の輪が広まってきておりますが、被災者さんたちの精神面をケアする段階まではまだまだです。
新潟県中越地震や東日本大震災の時でも応援ソングはあり、被災者の気持ちを陰ながら支えてくれました。
今回も音楽が被災地の方々の希望の糧になれば良いなぁ…と思い、地震災害の応援ソングを調べてみました。
「Jupiter(ジュピター)」平原綾香、中越地震応援ソング
2004年(平成16年)10月23日17時56分、新潟県中越地方を震源として発生したM6.8の「新潟県中越地震」
私は長岡に7年在住したことがあるので、友達も多く、心配で東京から会いに行きたかったのですが途中の湯沢駅までしか新幹線は走っていなかったので、湯沢駅周辺で待ち合わせして親友と再会し無事を確認した思い出があります。
『Jupiter』(ジュピター)、地震とは直接関係ない曲がなぜ応援ソングに?
『Jupiter』(ジュピター)は、震災の前年度、2003年12月17日に発売された平原綾香さんのデビュー曲です。
震災の応援ソングとして作った曲ではないのですが、被災者の皆さんへは避難所のラジオから何度も流れてくるこの曲に随分と励まされたようです。
『Jupiter』(ジュピター)の歌詞に勇気を頂く
歌詞のこの部分が共感を得たようです。
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
ひとりじゃない
命のぬくもり 感じて私たちは誰も ひとりじゃない
輝く未来を
引用:平原綾香 楽曲『Jupiter』(ジュピター)より抜粋
被災すると、昨日までの生活が一瞬で一変して、一瞬で失う、最愛の人を失った人もいます。
そんな時、「ひとりじゃない」という言葉が胸に沁みるのです、そして先が見えない不安に「輝く未来」という言葉を耳にすると、一筋の光を探そうという気になります。
ラジオが何回も流してくれ、被災者たちに希望を与えてくれた応援ソングになったわけです。
『Jupiter』(ジュピター)が復興祈願花火「フェニックス」へ
私は毎年夏になると、日帰りで長岡花火大会へ足を運び、友達とも再会しております。
以前は旅行会社の東京から新幹線でのお得な日帰りパックツアー(桟敷席付き)もあったのですが、いつのまにか姿を消したので、自力で日帰りを決行しております。
学生時代、毎年楽しみに自宅から見ていた花火大会に「フェニックス」が登場したのは震災の翌年からでした。
被災者さんたちが励まされた『Jupiter』(ジュピター)に合わせての復興花火、名前が良いですね!不死鳥ですよ‼「フェニックス」素晴らしい命名です。
最初、この花火を見た時は友達と涙しました、被災者でない私なのに…地元の人たちは、もっと感慨深いものがあったと思います。
これでもかとばかりに花火があがり、一生懸命に上がっていく花火の姿にジ~ンときて見ているだけで感動で涙が出ます。
近年は、BSでTV放映もしています、毎年8月2・3日に開催される長岡の花火を全国のみなさん、にも見て頂けると嬉しいです。
「花は咲く」、東日本大震災応援ソング
東日本大震災は、被災者の中でドリカムの「何度でも」が話題になりましたが、NHKが東北地方太平洋沖地震の被災地の支援を行う〈NHK東日本大震災プロジェクト〉の一環として、「花は咲く」を復興を応援するテーマ・ソングとして放送を流しました。
「花は咲く」羽生結弦さんが希望を与えてくれる演技
体全身を使って、生きる希望を与えてくれている被災者である羽生結弦さんの演技です。
「花は咲く」の歌詞
真っ白な雪道に 春風香る
わたしはなつかしい あの街を思い出す叶えたい夢もあった 変わりたい自分もいた
今はただなつかしい あの人を思い出す誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう夜空の向こうの 朝の気配に
わたしはなつかしい あの日々を思い出す傷ついて傷つけて 報われず泣いたりして
今はただ愛おしい あの人を思い出す誰かの想いが見える 誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
いつか恋する君のために引用:作詞 岩井俊二 作曲 菅野よう子「花は咲く」楽曲より
すばらしい歌詞ですね、この歌を聴いた被災者たちは、津波で様変わりした街の以前の様子が目に浮かぶのでしょう、何もなくなったところにも「花は咲く!」花は咲くのです、希望を持ちましょう‼と呼びかけております。
夜空の向こうの 朝の気配に わたしはなつかしい あの日々を思い出す
傷ついて傷つけて 報われず泣いたりして 今はただ愛おしい あの人を思い出す引用:作詞 岩井俊二 作曲 菅野よう子「花は咲く」楽曲より
お亡くなりになった方の事を想い出すとき、必ずあなたの近くに、その方は来ています!
いっぱい思い出してあげて下さい、あなたの胸の中では永遠に生きています、故人の為に力強く生きていきましょう‼
まとめ
被災地の方々へ応援ソングは何の役に立つのか…それは目に見えてはわかりません。
でも疲れ切って希望を失った人々へ、音楽によって希望を与えるきっかけは出来ます。
それが「音楽の力」です。
今回の能登半島地震は、1月1日に起きてしまい楽しいはずのお正月が一瞬にして悲しみのお正月となりました。
住まいも津波や強い揺れ、火災で壊滅状態で、復興には時間がかかりそうです。
それでも時は流れます、毎日不慣れな環境のもと悲しみに耐え生きています。
被災者のみなさん一人一人の震災応援ソングが心を癒してくれるのを祈っています。
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