こんにちはHANAです。
日本を代表するフォークグループ「アリス」のボーカルとして活躍し、数々の名曲を世に送り出した谷村新司さん。
彼の魅力の一つに、親しみやすいニックネーム「チンペイ」があげられます。
この記事では、谷村新司さんのあだ名の由来や、その愛称がどのように生まれたのかを紐解きながら、アリスの活動や谷村さんのソロとしての活躍を振り帰りたいと思います。
谷村新司、あだ名「チンペイ」の由来 には2つの説が!
谷村さんのあだ名は「チンペイ」。
このあだ名はは友人が命名したとの事ですが、由来には2つの説が考えられます。
①中学生時代にサングラスをかけていた谷村さんの姿が、評論家の野末陳平(のずえ ちんぺい)さんに似ていたことからという説です。
②「シンジ」が「チンジ」に変化し、さらに「チンペイ」と呼ばれるようになったという説です。
「チンペイ」の呼び名は親しみやすさを感じやすく、ファンとの距離をより短くしたのではないでしょうか。
谷村新司、アリス他のメンバーのあだ名の由来
- 堀内孝雄さん: 「ベーヤン」というニックネームは、中学生の頃、堀の字が共通する赤穂浪士の堀部安兵衛(ほりべやすべえ)から来ていて、「やん」は関西弁の愛称によくつけられる言葉をつけて、兵衛やん=ベーやん。
- 矢沢透さん: 「キンちゃん」というニックネームは、顔が落語家の柳家金語楼(やなぎやきんごろう)さんに似ていたことからつけられました。
谷村新司、あだ名まで…ギャグ漫画「浦安鉄筋家族」登場?
調べているうちに、意外なことを発見しました
週刊少年チャンピオンで掲載されていた浦安鉄筋家族というギャグ漫画に、谷村信司(たにむらしんじ)という谷村新司さんを模したキャラが出てきます。
こちらの作品のあだ名は「チンぺー」でしたが、谷村新司さんを意識していますよね。
それでも、彼はスルーしていたようで、その寛大さをツィートしている方もいました。
今見てみたらチンペーさん、改めて過酷な描かれ方してる。チンペーよりチンペーファンの仁くんのママひどす…
谷村新司心広い…新司を見習って生きていく pic.twitter.com/HDX24p4tKF— ni_ka (@ni_ka) October 2, 2019
第1シリーズ『浦安鉄筋家族』は、1993年10号から2002年13号まで連載され、2002年17号よりタイトルを『元祖!浦安鉄筋家族』と改めてリニューアルし、2010年48号まで連載されたようです。
シリーズ累計発行部数は、2023年9月現在で5100万部を突破している作品です。
アニメ化やドラマ化にもなったようです。
谷村新司さんには、自分をモデルに描いていることが伝わっていただろけど、何事もなく笑顔で過ごしている姿こそ、常に誰に対しても優しく温かい人だったのが証明されています。
谷村新司アリスでの活躍、フォークシーンを彩った歌声
フォークグループ「アリス」のボーカルとして活躍した谷村新司は、その深みのある歌声と心に響く歌詞で多くの人々を魅了しました。
アリスの楽曲は、谷村新司の作詞作曲によるものが多く、「帰らざる日々」や「チャンピオン」など、数々の名曲を世に送り出しました。
彼の歌声は、聴く人の心に直接語りかけるような、温かさと力強さを兼ね備えており、アリスのライブは常に熱気に包まれていました。
アリスでの活動は、谷村新司にとってかけがえのない経験となり、彼の才能は日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。
谷村新司ソロ活動でも活躍、名曲の数々
アリスは、1981年11月7日の後楽園球場にてラストライブ「アリス・ファイナル」を開催し、決して「解散」ではなく、「活動停止」でした。
1981年の活動停止後、アリスは3回の限定的な再始動を経て2009年に完全に再始動しましたが、谷村新司さんはアリスとはまた違った魅力を持つ楽曲を発表し、ソロ歌手としても活躍しておりました。
高等学校の音楽教科書にも何度か掲載されている「昴」
谷村新司さんがお亡くなりになったのは2023年10月8日。
この動画は【リサイタル 2023「THE SINGER」4/14(金) 愛知県芸術劇にて】のもの。
この頃から具合は悪かったのでしょうか、いつもの歌声ではないのはわかりますが、それでも、魂がこもった歌声に、今となっては涙なしには見れません。
映画『連合艦隊』の主題歌「群青」など数々ヒット曲を発表、他アーティストへの楽曲の提供も多く、山口百恵さんの「いい日旅立ち」は彼女の代表曲になりました。
また何と言っても、1992年の第15回記念として日本テレビの24時間テレビ時間内で加山雄三さんと一緒に作った「サライ」は、それ以来番組のテーマソングになっており、多くの人たちに感動を与えてくれています。
2022年8月27日(土)と28日(日)に開催された24時間テレビ。
「加山雄三さんラストサライ!」一緒に歌う谷村さんの目に涙が声もつまり歌えなかった…彼はあの時、自分もラストと感じていたのでしょうか。
かなり痩せていて、体調も優れなかったのではないでしょうか。
それでも出演した谷村さん、凄い人ですね!頭が下がります。
TikTokなど検索すると、動画でその時の様子を見れますが、今となっては、何度見返しても、やはり涙が出ます。
「サライ」を聴くと夏の終わりを感じるようになり、一抹の淋しさを感じるようになりました。
まとめ
谷村新司さんのあだ名「チンペイ」は、単なる愛称にとどまらず、彼の音楽性や人柄を象徴するような存在となっています。
アリスでの活躍はもちろん、ソロ歌手としても数々の素晴らしい楽曲を残し、日本の音楽シーンに大きな足跡を残した谷村さん。
谷村新司さんの歌声は、その伸びやかさと情感あふれる表現力が特徴です。
彼の歌声は、聴く人の心に直接語りかけるような、温かさと力強さを兼ね備えていました。
その魅力は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。
2024年9月18日に≪谷村新司追悼特別企画≫『アリスコンサート2024』が日本武道館で開催されます。(大阪は10月13日 大阪城ホールにて)
運よく、チケットを入手できましたのでチンペイさんに「ありがとう!」と伝えてきます!
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