アン・ルイスの名曲紹介、代表曲「ラ・セゾン」の作詞作曲は誰?

80年代音楽
引用:amazonラ・セゾン [EPレコード 7inch]

こんにちはHANAです。

私とほぼ同年代のアン・ルイスさんが完全に芸能界から引退して、はや10年経過しました。

最近、JUJUさんのカバーでアン・ルイスさんの曲を何曲か耳にしましたが、今聴いても全く違和感ない「今風」のサウンドです。

アン・ルイスさんの音楽を若い人たちに届けたい!

歌謡曲とロックの融合という新たなジャンルを創造し、日本の音楽シーンに大きな影響を与えたアン・ルイスさんのヒット曲を今回は紹介します。

今回は動画が多いのですが、じっくりとアン・ルイスさんの歌声をお聴きください。

アン・ルイスの初めてのヒット曲は「グッド・バイ・マイ・ラブ」

アン・ルイスさんは、1956年6月5日生まれ、兵庫県神戸市出身の歌手です。

1971年に「白い週末」でデビュー、グラビアアイドルやアイドル歌謡を中心に活動しており、デビューから3年目の1974年にリリースした「グッド・バイ・マイ・ラブ」が初めてのヒット曲となりました。

この歌はバラードで間奏部分に英語のセリフがあり、切ない恋の歌でした。

当時18歳だったアン・ルイスさんの歌唱力はこの頃から抜群で、青春時代の恋の終わりを甘い声で歌い上げておりました。

聴いていると、自分の若い頃の恋の1つや2つを思い出しちゃいそうな楽曲です。

この曲は、のちにテレサ・テンさんがカバーしてアジアにおいてはテレサ・テンさんの歌声で広く親しまれる曲となりました。

「女はそれを我慢できない」がカッコいいアン・ルイスのはじまり

「女はそれを我慢できない」はワイルドワンズの加瀬邦彦さんが作詞作曲を手掛けております。

1978年のリリースです、歌謡曲とロックの境目をなくしたのがこの曲からでしょう。

可愛いアイドルではなく、カッコいいアイドルのアン・ルイスさんへと変わってきています。

アン・ルイス「リンダ」は「竹内まりあ」からの結婚のプレゼント

1980年 ロック歌手の桑名正博さんと結婚することになったアン・ルイスさんへ、親友の竹内まりあさんからのプレゼントの曲。

「グッド・バイ・マイ・ラブ」同様のバラード曲です。

カッコいいアン・ルイス、可愛いアン・ルイス、ともに共通するのは歌唱力の良さとファッションセンスの光りですね。

“リンダ”という名前はアン・ルイスのミドルネームで、本曲はアンの友人である竹内まりやが、桑名正博と結婚する運びとなった彼女に、名前にちなんだ歌をプレゼントしたいと思ったことから生まれた楽曲である。竹内にとって初めて他の歌手に提供した楽曲となった。

引用:Wikipediaより

アン・ルイス「ラ・セゾン」山口百恵が作詞、沢田研二が作曲!

1981年に長男の美勇士さんを出産し、音楽活動を休業していたアン・ルイスさんが活動再開するにあたり、何か世間から注目を浴びる話題性がないか…と考慮して作った曲。

動画は1984年のライブ映像ですが、ライブでこんなに上手に歌えるアン・ルイスさんの実力はさすがですね!

「ラ・セゾン」はオリコン最高位第3位 / 売上枚数約35.4万枚と彼女がリリースしたシングル盤では一番の売上となりました。

アン・ルイス「ラ・セゾン」作詞は大親友の山口百恵さん

かつてアイドル歌手だった百恵さんは1980年に引退し一般人「三浦百恵」となっていたましたが、アン・ルイスさんの大親友だったことから、今回だけという事で作詞を承諾してくれました。

今回だけ…という事でしたが翌年の1983年リリースした「I Love Youより愛してる」の作詞も百恵さんでした。

ちなみにタイトルの「ラ・セゾン」とは

“ラ・セゾン” はフランス語で「季節」の意だが、フランス語の学識のある百恵は「発情期」という意味合いを持つこの語をあえて選択し、男女の業の深い世界を表現した。

引用:Wikipediaより

アン・ルイス「ラ・セゾン」作曲は、アン・ルイスがファンである沢田研二

作曲は、事務所の先輩でもありアン・ルイスさんがかねてより大ファンであった沢田研二さんに依頼。

この曲を聴いたとき、ジュリー(沢田研二さん)の「ストリッパー」に似ているなぁと感じたのは、アン・ルイスさんがジュリーに「『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』のような曲を書いてほしい」と注文したからなんだそうです。

動画見ていると曲調もそうですがアン・ルイスさんの歌い方など、ジュリーに似ていませんか?

アン・ルイス「六本木心中」はロングヒット曲

アン・ルイスの24枚目のシングルとして、1984年にリリースされた曲「六本木心中」

この歌は、時代が昭和、平成、令和と変わっても色あせることなく最近ではJUJUさんがTVなどでカバー曲として歌っているのを見かけます。

アン・ルイスさんは、「女はそれを我慢できない」、「薔薇の奇蹟」などに続いて「六本木心中」と歌謡曲のキャッチーなメロディーと、ロックの力強いサウンドが融合させた新しいジャンルを確立させた一人となりました。

アン・ルイス「あゝ無情」はカッコいいのひと言!

アン・ルイス27枚目のシングル「あゝ無情」は派手な外観をしていても、純粋な女心を持っていて男性に裏切られてもメソメソするのではなく自分自身のスタイルで生きていく強さをアン・ルイスさんは歌い上げております。

アン・ルイスさんの歌は女性の生き様をリアルに描いたものが多くあり、多くの女性から支持されています。

この曲もその一つですよね、

日本がバブル時の曲らしく、派手でケバい、イケイケな女性ですが、女性の本音としては、1000年先まで一緒にいたかった男性との結婚を夢見ていた一途な想い、純な乙女心が根本に伝わってくるのでバブルがはじけた現代でも、この歌には共感するものがあり、カラオケなどで良く歌われていますね。

このパンチのある歌唱力、表現力、ビジュアル的なファッション、アン・ルイスさんの魅力が全て詰まっていますね。

1980年代、女性のロック歌手を代表するアン・ルイスさんにピッタリの曲ですね。

アン・ルイス、最後のシングル「恋のブギ・ウギ・トレイン」の作曲は山下達郎

46枚目のシングルをリリースしたのが2000年1月21日で、これが最後のシングルとなりました。

この曲、『ZOO』も歌っていましたね。

ロックと言うよりはシティポップスていう感じの曲ですね、やはり作曲の山下達郎さんらしい曲風ですね。

アン・ルイスさんの46曲のシングルの楽曲には、山下達郎さんの他にも、松任谷由実さん、大沢誉志幸さんと言ったニューミュージック界の大御所さんが曲作りに関わっており、アン・ルイスさんの幅の広い音楽性が伺われます。

まとめ

2013年10月、元夫の桑名正博さんと息子の美勇士さんで親子3人共演CDを発売し完全に芸能界を引退したアン・ルイスさん。

現在はアメリカに在住で、息子の美勇士(みゅうじ)さんに会いに時々、日本に帰ってくるみたいです。

昭和を振り返った音楽番組で時折、アン・ルイスさんの若い頃の映像が流れます。

今見ても、カッコいいです!のびやかな声で本当に歌が上手かった!

アン・ルイスさんは、歌謡ロックの第一人者という枠を超えて、常に新しいことに挑戦し続けるアーティストでした。

これからも、いろんなアーティストさん達がアン・ルイスさんの歌をカバー曲として歌い繋いでいって欲しいものです。

 

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