「グレープ」というフォークディオを覚えていますか?さだまさしは有名ですが相方は誰だったか。
ちょっと暗いながらも美しいメロディのグレープの曲の数々、曲とは違う明るいトークの「グレープ伝説の神田共立ライブ」などを紹介します。
グレープ再結成
グレープは1972年に結成され、1976年4月9日放送の文化放送『グレープのセイ!ヤング』最終回が、グレープとしての最後の仕事となり解散しています。
「レーズン」として一時的再結成
解散から15周年の1991年に一時的に再結成した時には、15年も経った洒落心から『レーズン』としてアルバム『あの頃について』~シーズン・オブ・レーズン~(全10曲)をリリースしています。

あの頃について~シーズン・オブ・レーズン アルバム画像 amazonより
そして2022年11月3日に一夜限りの復活。
76年に解散した、さだまさし(70)と吉田政美(70)からなるフォークデュオ「グレープ」が3日、解散ライブを行った東京・神田共立講堂で、約46年半ぶりとなるライブを開催した。この日はデュオ結成50周年記念日。“聖地”で一夜限りの復活を果たした。
解散後、さだのコンサートに吉田が参加するなどの復活はあったが、グレープ名義のライブは約46年半ぶり。いよいよライブと思わせた冒頭、吉田があいさつ後に即退場する動きを見せた。すぐにさだが呼び戻し、開始1分、久々と思えない熟練の間合いで笑いを誘った。
日刊スポーツ 2022年11月4日より
グレープとしての再結成
47年ぶりのオリジナル・アルバム『グレープセンセーション』(全10曲)
2023年2月15日発売。

「グレープセンセーション」アルバム画像 amazonより
また2023年6月14日より全国コンサートツアー
『さだまさし 50th Anniversary コンサートツアー 2023~なつかしい未来~』が開催
グレープデビュー50周年記念メドレーも「一夜 グレープナイト」で披露されているようです。
4公演全く違う趣向ですから、ファンは大忙しですね。
さだまさしの相方は?
「さだまさし」と「グレープ」は結びつきますが、相方は誰だったんだろう?と思っている人も多いのではないでしょうか。
吉田 政美(よしだ まさみ)です。
吉田政美とさだまさしは、1969年、当時高校2年生だった時に共通の友達の紹介で知り合います。
1970年の春に、もうひとりのメンバー3人で現在ポプコンとして言われているヤマハ・ライト・ミュージック・コンテストに応募するが予選落ちしました。
その後もバンド活動しましたが、さだが体調不良などもあり長崎に帰ってしまいました。
丁度、その頃、吉田はバンド活動に嫌気がさしていたから失踪状態になり、さだがいる長崎へ行き、さだとフォークデュオを結成することになりました。
そして1972年にデビュー。
グレープという名前も吉田が楽譜に描いていたトレード・マークの葡萄からヒントを得て、”Grape”でどうかとさださんにに提案し1分でグループ名が決まったそうです。
伝説の神田共立ライブ
2022年11月3日に一夜限りの復活コンサートも神田共立講堂で開催されましたが、
1976年3月26日にグレープ解散コンサートもこちらの会場で開催され「伝説の神田共立ライブ」と称されておりました。
抒情豊かな歌詞とメロディのグレープのサウンドですが、暗いイメージが強いのですが、ライブでは2人の明るいトークが炸裂します。
さだは解散の理由を「精霊流し、無縁坂、縁切寺ときたらあとは墓場しかない」とトークしています。

グレープラストコンサート・伝説の神田共立ライブ(通常盤) 画像amazonより
さだは後年「男性二人のデュオは当たらないという当時のジンクスを自分たちが打ち破った」と語っている ウィキペディア(Wikipedia)より
コメント