近年、日本の音楽界に多大なる影響を与えてきたアーティストが周年アニバーサリーを迎えています。
2023年にメジャーデビューしてから50周年という半世紀も音楽活動を続けているアーティストは誰でしょう?
お祝いの気持ちを込めて紹介してみます。
2023年にデビュー50周年のアーティストは誰?
1970年代は音楽番組全盛期で、アイドルから演歌までメジャーデビューする人も多かったです。
1973年にデビューし、現在もアーティストとして活動している方を紹介します。
石川さゆりさん
1973年3月25日発売、「かくれんぼ」でアイドルとして歌手デビュー。
当時、1か月早くデビューした桜田淳子さんが、やはり白い帽子がトレードマークで売り出していたのでイメージがダブっておりました。
更に『花の中三トリオ』と呼ばれる山口百恵さん・森昌子さん・桜田淳子さんのトリオの人気が高まり、同じ1958年生まれでしたが学年が1つ上の石川さゆりさんは注目されませんでした。
その後、もともと歌唱力のあった石川さゆりさんは、基礎を学びなおし歌に幅を広げて『津軽海峡・冬景色』や『天城越え』で大ブレイクして紅白常連歌手となっており、女性歌手では最多出場の記録を持っております。
グレープ
1973年10月25日発売『雪の朝』でデビュー。
グレープについてこちらを参考にして下さい。
グレープの曲は暗いイメージ強いですが、ライブでのトークは漫才や落語を聞いているかのように軽やかな口調で笑いを誘います。
歌では感動の涙、トークでは笑いの涙…さだまさしさんがソロ活動になっても変わらないライブです。
キャンデーズ
1973年9月1日発売 「あなたに夢中」でデビュー。
デビュー当時はリードボーカルには田中好子(スーちゃん)がセンターで、伊藤蘭(ランちゃん)は向かって左、藤村美樹(ミキちゃん)は右の位置でした。
デビューから4曲目までは、スーちゃんがセンターでしたが、5曲目からランちゃんがセンターになり、「年下の男の子」「暑中お見舞い申し上げます」「春一番 」「やさしい悪魔」など次々とヒット曲を連発しました。
キャンデーズで一番健康そうだったスーちゃんが、女優として着実に力をつけてきた2011年に闘病の末、55歳で死去。
葬儀では藤村美樹が「私たちは永遠にキャンディーズだから」と語りかけ、伊藤蘭は「もう一度だけでいいから、(キャンディーズの)3人で逢いたかった」と涙を堪えながら弔辞を読んだ 『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ランちゃんとミキちゃんが企画してデビュー50周年記念商品CD5枚組ボックス「Candies The Platinum Collection~50th Anniversary~」が発売されます。
こちらは、キャンディーズのデビューした日の9月1日に発売です。
吉幾三さん
1973年3月1日、「恋人は君ひとり」を山岡英二の芸名で発売し、アイドル歌手デビューしました。
しかしアイドルとしては成功せず、1977年に「吉幾三」と改名し自作の「俺はぜったい!プレスリー」がヒット。
その後、低迷期を経てコミックソングや演歌へと楽曲の方向性を探り「俺ら東京さ行ぐだ」が大ヒット。
そして「雪国」で最終的に演歌歌手へ路線変更しました。
50周年記念ライブ
石川さゆり | 「石川さゆり50周年記念リサイタル〜心おもむくままに〜」 | 2022年10月29日 NHKホール |
グレープ(さだまさし) | 『さだまさし 50th Anniversary コンサートツアー 2023~なつかしい未来~』 | 2023年6月14日より3都市で4公演ずつ全く違う内容のコンサートを開催 |
キャンデーズ(伊藤蘭) | 伊藤 蘭 50th Anniversary Tour ~Started from Candies~ |
2023年8月19日より全国6都市を巡る |
吉幾三 | 吉 幾三 50周年記念 ファイナルコンサート in tokyo |
2023年2月18日 ティアラこうとう |
また、1972年デビューだったユーミンも2023年に50周年全国アリーナーツアーを開催しています。
2023年5月13日からスタートし、12月まで全54公演を予定しております。
懐かしいユーミンの荒井由実時代についてはこちらで紹介しています。
50年経っても現役で第一線で歌い続けている姿に感動と共に、長い間、生活の一部にみなさんの音楽が浸透してたくさんの思い出を残してくれていることに感謝。
アニバーサリーを55年、60年…と続けていけるよう、応援しております。
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