こんにちわ、HANAです!友達から借りて懐かしいDVDを見ました。
2005年にソロ活動通算「3333回」を記念して開催された日本武道館でのコンサート。
さださんにとっては初めてだった武道館でのコンサート。
チケットがわずか9分で完売した伝説のコンサート「3333in武道館」の曲目とトークを紹介します。
18年前の記憶が蘇る人、また初めて知る人、様々でしょうがご一緒に振り返ってみませんか?
さだまさしソロ通算3333回記念コンサートはチケット9分で完売した伝説のコンサート
「3333」と言う数字は、さださんがソロ活動を始めて通算3333回目のコンサートなのでタイトルに記念の「3333」とつけたのです。
正式なタイトルは【3333 in 日本武道館】でした。
ソロ活動を始めて30年。
30年間で3333回のコンサート活動をするてことは(ちょっと電卓を使って計算すると)
なんと!3.285… 3日に1回コンサートを開催していたことになります(驚!)
さださんは「数字に特別な感慨はないです。来てくれるお客さんがいることに意味があるんで、これはお客さんの記録です。」と謙遜してトークしていたけど、この凄い記録は誰でも出来ることではないし、『お客さんの記録です』と言ってくれるところに、さださんの優しさが出ていますよね。
2005年9月6日と9月7日の二日間でのコンサート
観客が入りきらないので一部と二部に分けて、6日を一部・7日を二部として二つ合わせて「3333回目のコンサート」として開催しましたが、チケットがわずか9分間で売切れてしまった伝説のコンサートなのです。
このコンサートで、さださんは日本武道館にソロでは初めて立ったとのこと。
のちに開催された4000回記念のコンサートも日本武道館でしたから、さださんにとって武道館は記念すべき会場なんでしょうね。
さだまさし ソロ通算3333回記念コンサートのセトリやトーク
今回はこちらのDVDをじっくり鑑賞しました。
ご存知の通り、さださんのコンサートはトークが多いので有名です。
このコンサートでも、トーク多かったですね。
従って、なんとコンサートの時間も長い!Discが一部2枚、二部2枚で合計4枚ですから、ひと公演3時間半くらいファンを楽しませてくれている「さださん」です。
さだまさし ソロ通算3333回記念コンサート 第一部のセトリ
一部のテーマは『愛』です。
構成はさださん自身が考え、春→夏→秋→冬の順に曲が進みます。
冬の曲が流れてきたら「あ~、そろそろお終いなんだなぁ」と感じてくださいとのことでした。
「3333 in 日本武道館」DVD「愛」
【Disc1】
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ゲストはチキンガーリックステーキ(CGS)でした。
素敵なハーモニーで「Close Your Eyes-瞳をとじて-」「渚にて-センチメンタル・フェスティバル-」「雨の夜と淋しい午後は」をさださんと一緒に唄いました。
そして吉田政美さん(よしだ まさみ)登場‼
グレープの時間で「紫陽花の詩」「精霊流し」「殺風景」「雪の朝」の4曲を熱唱してくれました。
【Disc2】
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「あなたを愛したいくつかの理由」では途中から妹の『佐田 玲子(さだ れいこ)』さんとデュエットしていました。
さだまさし ソロ通算3333回記念コンサート 第二部のセトリ
二部のテーマは『生命』です。
一部同様、季節ごとの曲の進行になっています。
【Disc1】
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そして第二部も吉田政美さん(よしだ まさみ)登場‼
グレープの時間で「縁切寺」「蝉時雨」「19歳」「黄昏坂」の4曲を一部同様、熱唱してくれました。
【Disc2】
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さだまさし ソロ通算3333回記念コンサートでのトーク
3333回目のコンサートでのトークネタは大小ですが二日間合わせると24回ありました。
さださんは、トークだけの全集も発売されているくらいだから、ネタはたくさんあります(笑)
西條八十、瀬戸内寂聴、山本直純、服部良一など著名人の方々との繋がりなども面白おかしく、尚且つ、道しるべ的にトークしていました。
真面目なトークもいくつかあります!
二部から「MOTTAINAI」という概念
「MOTTAINAI」という概念…『その物がその物の本当の価値を活かされることなく、その場に放置している、あるいは捨てられている、あるいは忘れ去られている。これが「MOTTAINAI」という概念なんだ』
「服部良一先生の言葉」…『音楽作品というのは、その音楽家が命をかけて紡ぎだす、音楽の神様に捧げる供物なのだ』
さださんも命かけて歌を紡ぎだしているんだね。
第二部は、「生命」がテーマだったので、『生きる』について考えさせられました。
このコンサートがあった9月6・7日は、カテゴリー5の スーパー・タイフーンの台風14号が、さださんの故郷の九州を襲って死傷者がかなり出ておりましたから、「生命」については『明日が当たり前のように来ることはない』と力が入っていました。
勿論真面目なトークばかりでないのが「さだまさし」、50周年コンサートでも話したマネージャさんとのあの愉快な話もありました。
YouTubeやspotifyなどでも「さだまさしトーク集」と検索する聴くことできますよね。
今回もいくつか見つけました!私が大好きな「砂の祭典」をアップしますね。
さだまさしの名曲の数々
このコンサートの後、40周年、50周年を迎えるわけですが、その時「さだまさしのこの曲が好き!」アンケートをしています。
★40周年は、こちらでした、ファンの声ををもとに40周年記念のアルバムは制作されました
★50周年は、第四夜の「弦もナイト」の時の記念パンフレットに掲載されていた資料によりますと
30周年のこのコンサートでも、こちらに掲載されている歌をたくさん歌ってくれました。
一部と二部、一つもかぶらない選曲やトーク、流石ですね!
ピー!と笛が鳴ったら総立ちの観客で「長崎小夜曲」で始まった3333回目のコンサートがはじまります。
抒情派シンガーのさださんらしく、恋や愛を桜など自然を通してバラードで歌い上げてくれます。
若い頃に聴くさださんの歌と、年齢を重ねて聴くのとでは、人生経験が違ってくるので共感も多くなってきます。
さださんのファンにシニア層が増えてくるのも理解できます。
このコンサートで歌ってくれた「親父の一番長い日」などは親になって、目頭が熱くなる曲ですよね。
「青の季節」は、愛する人に先立たれた残され者のラブソング、いずれ私にも訪れるのかなぁ…
「防人の歌」と「遥かなるクリスマス」をつなげて歌うとは…平和への一歩のトークから続いていて、さださんの平和への願いが伝わってきました。
ファンの間で1位を死守している「主人公」は今回のコンサートでも最終日のアンコール曲の最後で〆の歌でした。
自分に自信がなくなった時、疲れ切った時、さださんのこの歌を聴くと、そっと優しく背中を撫でてくれ、「大丈夫だよ!」とあと押ししてくれる、私の人生の応援歌なんです。
「愛」と「生命」をテーマにした、記念すべき3333回目のコンサート、いかがでしたか?
2023年9月末で4601回を迎えているさださん。
さださん、次は5000回ですね!
どうかお体には気をつけて5000回記念コンサートで元気な姿を見せてくださいね!
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