先日放送された「クイズ!ドレミファドン2024秋」をきっかけに、改めて昭和歌謡の魅力を感じた方も多いのではないでしょうか?
今回は、番組で取り上げられた曲の中から、70年代・80年代の昭和歌謡を振り返り、その魅力を紐解いていきます。
懐かしのメロディとともに、皆さんにあの頃の記憶がよみがえれば幸いです。
1970年代(昭和45年から昭和54年)の売上ランキングTOP20
フォークソング全盛の時代。
シングル盤では吉田拓郎さんの「旅の宿」、南こうせつとかぐや姫の「神田川」が大ヒットし、アルバムでは井上陽水さんの『氷の世界』が、日本のレコード史上初めて100万枚を超えるセールスを記録しました。
60代の私には青春真っ只中の想い出の曲ばかりです。
オリコンのデーターには拓郎さんや陽水さんの名前はありません。
スター誕生出身で76年に「ペッパー警部」でデビューしたアイドルグループ『ピンクレディー』。
「UFO」(1977年12月)「サウスポー」(1978年3月)「モンスター」(1978年6月)「渚のシンドバッド」(1977年6月)「透明人間」(1978年9月)の5曲が20位以内に入っています。
小さな子ども達は勿論のこと、大人も彼女たちの振り付けを真似して踊っていたものでした。
私も慰安旅行などの余興では、友達とよく振りを真似して歌っていた懐かしい想い出があります。
1位は日本でレコード売り上げ枚数が最も多い「およげたいやきくん」
70年代トップの曲は「およげ!たいやきくん」でした
1975年(昭和50年)に子供向けの番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナルナンバーとして発表された楽曲です。
売上日本一の記録を持つ“歴史的レコード”として知られています。
歌唱した子門真人(しもんまさと)さんにはさぞかし印税が支払われているのではないかと思いきや、彼は童謡だから印税契約をしなかった為、アーティスト印税は支払われなかったのです。
11週連続1位を記録した頃の懐かしい映像をお届けします。
1980年代(昭和55年から昭和64年)の売上ランキングTOP50
アイドル全盛期。
また、安全地帯、チェッカーズなど、ニューミュージックと呼ばれる新しいタイプの音楽が人気を集めました。
個性的なファッションとフックの強いメロディだけでなく、メンバー全員の美しいハーモニーも魅力のチェッカーズでした。
1980年代は日本の経済が高度成長期を迎え、人々の生活が豊かになりました。
それに伴い、音楽産業も活況を呈し、アイドル、バラード、ニューミュージック、ディスコなど、様々なジャンルが存在し多様な音楽が生まれました。
1位は「ルビーの指輪」でなくもんたよしのり&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」
TBSの人気歌番組「ザ・ベストテン」で12週連続で1位を獲得した寺尾聰(てらおあきら)さんの「ルビーの指輪」(1981年発売)が1980年代で一番売れたのかと思っていたら、意外や意外!
もんたよしのり&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」がアイドル歌手など全アーティスト通じ1980年代で一番売れたシングル作品でした。
ギターの伴奏フレーズに半音階進行が盛り込まれ、全曲を通じて半音階が渦巻く印象深い曲です。
もんたよしのりさんのハスキーボイスが特徴的な歌唱力が魅力的で、都会的洗練さや異国情緒を感じることが出来ます。
2023年10月22日、大動脈解離のため72歳という若さでお亡くなりになったことが悔やまれます。
1980年代はアイドルの隆盛期
男性アイドルでは、『3年B組金八先生』の第1シリーズに生徒役で出演し人気が出た「たのきんトリオ」の近藤真彦(こんどう まさひこ)さん、田原俊彦(たはらとしひこ)さん、光GENJIのみなさんの活躍が目立ちました。
女性アイドルとしては、松田聖子(まつだせいこ)さん、中森明菜(なかもりあきな)さんの活躍が際立ち、その楽曲がチャートを席巻しました。
またアイドルソングは、キャッチーなメロディと若者たちの共感を呼ぶ歌詞が特徴でした。
アイドルの隆盛には、テレビやラジオ、音楽雑誌などのメディアの発達により、音楽の情報が広く伝わるようになったメディアの発達も影響大だったのでしょう。
1980年代の歌謡曲の魅力
恋愛、友情、人生など、普遍的なテーマが歌われています。
また、一度聴いたら忘れられないような、キャッチーなメロディが特徴です。
あみん「待つわ」などがそうですよね。
この二人のハーモニーが好きです。
1980年代の音楽は、時代を超えて愛される魅力があります。
現代の音楽とはまた違った、どこか懐かしい雰囲気を感じることができます。
まとめ
「クイズ!ドレミファドン2024秋」で改めて注目を集めた昭和歌謡。
今回のランキングを通して、その魅力を再確認できたのではないでしょうか。
時代が変わっても色褪せない名曲の数々。
2025年は昭和100年だそうです。
更に、昭和が注目される一年となるでしょう。
ぜひ、この機会に昭和歌謡の世界に浸ってみてください。
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