南こうせつ「サマーピクニック」てどんなコンサート?今年が正真正銘のラスト!

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キョードー東京より

こんにちはHANAです。

夏の風物詩として、大規模な野外音楽イベントの「夏フェス」があります。

現在、日本の4大フェスと呼ばれる【FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)・ROCK IN JAPAN FESTIVAL (ロッキン)・SUMMER SONIC (サマソニ)・RISING SUN ROCK FESTIVAL(RSR)】がありますが、こんな「夏フェス」という言葉がない時代に“おいちゃん”と呼ばれるフォークシンガーがオールナイトで野外コンサートをやっていました。

おいちゃんこと「南こうせつさん」の【サマーピクニックコンサート】です。

長年にわたり多くのファンを魅了してきた「サマーピクニック」が2024年、日本武道館での開催を最後に幕を閉じることとなりました。

この記事では、そんな伝説のコンサートの魅力をたっぷりとお伝えします。



南こうせつコンサート「サマーピクニック」てどんなコンサート?

フォークシンガーとして活躍する南こうせつさんは、1975年の吉田拓郎さんとのオールナイトコンサート「つま恋」をきっかけに、野外コンサートの魅力に目覚めます。
その感動を忘れられず、1981年に九州で「サマーピクニック」を立ち上げました。
以来、彼は、自然の中で音楽を楽しむという理想を追い求め、数々の素晴らしいイベントを創出してきたのです。

5年前の2019年9月28日、福岡県、海の中道海浜公園にて開催された「南こうせつ サマーピクニック〜さよなら、またね〜」のダイジェスト映像でした。

当時、70歳の南こうせつさんですが、昔と変わらず優しい歌声ですね!
おいちゃん♪頑張っています!
野外会場の観客に注目すると、ほんとピクニックに来ているようなリラックスした雰囲気で音楽を楽しんでいますね。

 

南こうせつ「サマーピクニック」の歴史

1981年 最初は大分県の「卑弥呼の里」で開催されました、南こうせつさんは32歳でした。
悪天候によりコンサートは中止になり、観客も避難しましたが、諦めずに残っていたファンた    ちの姿を見て感動し、急遽アコースティックライブを行いました。
その場で、来年も同地でコンサートを開催し、10年間九州で続けると宣言しました。
1990年まで毎年九州各地で開催されていた野外コンサート『サマーピクニック』その後中止。
2009年、サマーピクニックは復活し、群馬県嬬恋高原で開催されました。
2014年、大阪万博記念公園でも開催されました。
2019年(福岡:海の中道海浜公園)でも開催された伝説的なイベント。

サマーピクニックは、計14回(81年~90年、99年、2009年、14年、19年)開催され、2019年で一度幕を閉じています。

2024年9月 ファンからの熱いラブコールに応えつつ、ついに最終回を迎えることとなりました。

南こうせつ「サマーピクニック」の豪華ゲスト

フォークソングだけでなく、様々なジャンルの多彩なアーティストがゲスト出演したのも魅力でした。

吉田拓郎さん、松山千春さん、井上陽水さん、さだまさしさん、イルカさん、チャゲ&飛鳥、アルフィー、急遽結成のかぐや姫、なんと!ジュリー(沢田研二さん)やサザンオールスターズもいますね。
名前を挙げきれないほど豪華なゲストの数ですね。

南こうせつ公式サイトより



南こうせつコンサート「サマーピクニック」の苦労

1975年に立ち上げた「サマーピクニック」でしたが当初は順調に進んでいたものの、自然との戦い、大勢の観客との交流、そして多岐にわたる準備など、主催者としての苦労も多かったようです。

ただ、さすがに疲れてきてしまった。文字通り手作りなもので(笑)、場所決めから構成、演出、ゲスト選び、果てはゲストの送迎の手配まですべて僕が決めてスタッフに指示を出す、というスタイルを貫いてきたんです。細やかな配慮が必要で、何かと大変なんですよ。

これまでトラブルは一度もありませんでしたが、そうならないようにしてきたからだと自負しています。

たとえば会場付近にお住まいの方々に音が流れてしまうことを考慮して、福岡では事前に周辺の2~3万軒のお宅に「ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します」と書いたビラをお届けするようにしていました。些細なことでも問題が生じると、話し合いの場を設けて自ら交渉もしました。

どんなに万全を期しても、当日を迎えるまで気が抜けないのが野外コンサートの現実です。鉄骨でステージを作るだけで1000万円単位のお金がかかるのに、雨が降ったらすべて水の泡。天気予報をチェックしながら、ハラハラドキドキ。これが精神衛生上もっともよろしくないです。(笑)

引用:婦人公論.jp 2024年8月23日インタビュー記事より

心身ともに大変な苦労をしていたようですね、しかし、多くのアーティストとの共演や、観客との一体感が生み出す感動は、南こうせつさんにとって忘れられない経験となりました。



南こうせつコンサート「サマーピクニック」の特徴と魅力

南こうせつさんが苦労しながらも、観客を笑顔にすることを使命と感じ、続けてくれた「サマーピクニック」は、他の音楽イベントとは一線を画す特徴を持っています。

緑豊かな自然の中で、心地よい風に吹かれながら音楽を楽しむ!それは、都会の喧騒を忘れ、自分自身と向き合いながら音楽を楽しむことができる魅力でした。

そして一番の魅力は、大規模なイベントでありながら、手作り感あふれる温かい雰囲気で、アーティストとの距離が近く、生の音楽を肌で感じることができ一体感を味わえることです。

これらの特徴が、多くの人々を魅了し、長年にわたり愛されるイベントへと成長させてきました。



南こうせつ最後の「ラストサマーピクニック」コンサート

32歳で第1回を開催し、43年の年月が流れて75歳の今回が正真正銘のラストとなる、南こうせつさんがライフワークにしていた伝説の野外イベント「ラストサマーピクニック」の詳細です。

【南こうせつ ラストサマーピクニック in 武道館】

公演⽇時:2024年9月23日 (⽉・休) 17:00開演 (16:00開場) 20:30終演予定

会場:⽇本武道館

ゲスト:さだまさし森山良子

引用:https://kyodotokyo.com/pr/summerpicnic2024.html

チケットはほぼ完売しましたが、「立見」ならまだ購入できるサイトもあるみたいです。

キョードー東京 WEB申込はこちら
0570-550-799(平日11:00-18/00 土日祝10:00-18:00)
イープラス WEB申込はこちら
チケットぴあ WEB申込はこちら
ローソンチケット WEB申込はこちら

私はチケット入手できました。
後日、またライブレポお届けします。



まとめ

「サマーピクニック」は、単なる音楽イベントにとどまらず、人々の心を繋ぎ、感動を分かち合う場でした。

南こうせつさんの熱い思いと、参加者たちの熱狂が織りなす、特別なイベントでした。

その歴史と魅力は、これからも多くの人々の心に残り続けるでしょう。

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