さだまさしチャリティーコンサート「驚異の倍率」、長崎から能登に届ける音楽とエール【ライブレポ】

さだまさし
プレスリリースより

こんにちはHANAです。

2024年10月14日に開業した長崎市の長崎スタジアムシティのハピネスアリーナのこけら落としとして、10月19日に「さだまさしチャリティーコンサート 長崎から、能登へ!」が開催されました。
一次、二次と落選しましたが、当日券販売でチケットを入手して観覧出来ました。

会場全体が一体となり、音楽を通して能登半島地震の被災地にエールを送る様子をレポートします。



さだまさしチャリティーコンサート、驚くべきチケットの倍率

アリーナ席5000に対して、4万8000の応募があったということで、応募者殺到で落選した方もかなりの数でした。
私もその中の一人で、一次・二次ともに落選でした。

さだまさしチャリティーコンサート、落選者に救いの「当日券販売」

落選したものの諦めきれず、リセールはないだろうか?当日券販売のお知らせはないだろうか?と毎日、SNSをチェックしておりました。
申込時点で飛行機やホテルを予約していたので落選時には、「観覧ツアー」が「女子会ツアー」に変更という事で、10月19日のあさイチの便で東京から長崎入りしました。

たまたま、前日の18日は所用でチェック出来ず、スタジアムシティやさださんのオフィシャルサイトからのお知らせを見逃しておりました。

【公式】長崎スタジアムシティより

このお知らせに気づいたのは長崎駅で昼食をとっている時に何気なくスタジアムシティのアプリを開いた時でした。

「見切れ席」でも生でコンサートの雰囲気を味わえれば何でも良い!

時計を見ると12:40、11時から並んで13時から先着順に販売…「速攻で完売だろうなぁ」と仲間と話しながらもとりあえず会場へは行ってみようと移動。

会場に着くと、もう誰もいない、やはり完売なんだろうか。
ダメもとでスタッフの方に聞いてみたら「まだあるかも…あちらで聞いてください」
え?あるの⁇

ありましたよ!ちゃんと仲間3人で並んで席が確保できました。
諦めないで良かったぁ(涙)
「あなたたちは超強運だ」って、ライブ中に何回も出演者が言っていたけど、落選しても当日券で入場できた私たちはもっと強運だぁ☆

当日券



さだまさしチャリティーコンサートの全貌、能登に届ける音楽とエール

コンサートの開演に先立ち、さださんを囲んで、ジャパネットホールディングス代表の高田旭人(たかだあきと)社長と創業者である高田明(たかだあきら)さんとのトークショーが開催されました。

 

高田旭人社長は、「悲しみを共有するだけでなく、自分ができることをやるのが大切」と話し、コンサートを通じて被災地を応援する姿勢を示しました。

そして、今回のコンサートの特別番組を来年移行するBS10で放送することも決めているそうで、そちらもお楽しみに!と語っていました。

さだまさしチャリティコンサートは、能登半島地震と豪雨災害に見舞われた被災地への支援を目的として開催されました

さだまさしさんのチャリティコンサート「長崎から、能登へ」は、今年1月に発生した能登半島地震と、9月の豪雨災害に見舞われた被災地への支援を目的として開催されました。

さださんは、被災地の現状を「もう本当に今一番苦しい時期だと思う」と語り、音楽の力で少しでも力になりたいという強い思いを表明。
この想いに共感したジャパネットグループが、コンサートの運営費を全額負担し、チケット代5,000円を全額、「風に立つライオン基金」「ナガサキピーススフィア貝の火運動」を通じ、能登半島災害支援に活用するとの事でした。



さだまさしチャリティーコンサートの豪華なゲストたち

チャリティーの想いに共感して参加した豪華なゲスト5組。
グレープ・ゴスペラーズ・岩崎宏美さん・スガ シカオさん・水谷千重子さん(友近さん)

プレスリリースより

 



さだまさしチャリティーコンサートのセトリとトーク

♠グレープ
・紫陽花の詩
・精霊流し
・殺風景
~トーク~
・「紫陽花の詩」コアなファンの間では、歌詞通りに歩いたそうですが、歩くと結構距離あるので目的なしに歩くのは❝しんどい❞
・長崎でグレープで歌うなんて感慨深いね、グレープは解散しません!消滅はあっても…
「夏、長崎から」の話、被爆80周年だから来年はやるよ!

♠ゴスペラーズ
・ひとり
・浪漫飛行
・YOUNG MAN(Y.M.C.A.) ※みんなで一緒にかけ声とアクション
・星屑の街 ※最後はマイクなしで歌う
~トーク~
・今回の公演の最年少(笑)のゲスト
・アカペラで歌ってくれたので手ぶらできたと、さださんとのトークで盛り上がり
・今年12月21日にメジャーデビュー30周年を迎えるこれからのツアーの話

♥岩崎宏美さん
・ロマンス
・残したい花について  ※さださんが6年前に作ってくれた曲
・聖母たちのララバイ
~トーク~
・さださん…この公演が決まり、一番最初に声かけたのは「男前のいい女」の岩崎宏美さん
・宏美さん…「生き神様」のさださんからの誘いを断るわけはない
「宏美」「まさし」と呼び合う関係を見ていると付き合いの長さを感じました。
・来年の4/25にはデビュー50周年を迎えるそうです。

♣スガ シカオ
・夜空ノムコウ    ※この後、「秋桜」をワンフレーズ歌う
・ ヤグルトさんの唄
・Progress
~トーク~
・野球好きのさださんがスガさんを紹介する時、MLBの話ですが、パドレスのキャッチャー「ヒガシオカ」の名前が「スガシカオ」に見えた話。
・スガシカオさんは、最近「さだまさし化」しており、トークが長くなったとのこと。
・さだまさし化が進んで小説を書いたそうで、新しいCDの付録にそれをつける話。

♥水谷千重子さん (友近さんですよ~♪)
・ 人生かぞえ歌
・つばさ
~トーク~
・千重子さんのコンサートの話、バーチャル空間がすごいとさださん。千重子さんも豆腐開きがあるわけのわからないコンサートだと答えていました。
豆腐開き? なんぞや?と調べてみたら、やはりわけが分からないとのツィートがありました(笑)


・千重子さんが昼まで名古屋で生放送の仕事をして長崎入りしてくれたさんが間に合わないから5時開演になった事情を説明。

♣さだまさし

プレスリリースより

・案山子
・道化師のソネット
・ 秋桜
・北の国から  ※みんなで一緒に歌う
・いのちの理由
・ 風に立つライオン

~トーク~
・今日のライブはちゃんと撮っておいて落ち着いたころに能登の皆さんに見てもらおう、能登の眠ささん「頑張れ!」と伝えよう。

・災害にあった時、どうすれば良いのかについての話。自分の安全を確保すること、そして3日間がんばろう。

・「秋桜」の楽曲誕生の想い出話。

・公益財団法人【風に立つライオン基金】の活動の話、災害時の平等について、行政では中々できない事をする

・「北の国から」誕生の話を面白おかしく披露。

・日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の話。和尚役で出演しています。

・「いのちの理由」の誕生の逸話。(法然上人800年大遠忌記念のイメージソング)

・この公演はジャパネットさんが無料でと言っていたが、折角こんなに沢山の人が集まるなら何かの役に立つものにしたいからと寄付の形で5000円となったことを語っていました。

♠♣ALL CAST♥♦
「能登がんばれ~!!」コールを会場の皆さんと一緒に3回叫ぶ‼

さだまさし

人間は災害に会うと心が動かなくなる、体が動かなくなる、鬱になる。
心を動かすようになると体が動くようになり、元気が湧いてくる。
音楽業界は、ほんの少しだけど心を温めて揺らすことが出来るよう応援していく.

 

アンコール曲
・ 翼をください ※歌詞がスクリーンに出てみんなで一緒に歌う♪

全 22曲、3時間半の公演でした。(2時間半で終わる予定でした)




まとめ

会場には、さださんの歌声に耳を傾け、心を一つにして被災地へエールを送る観客の姿が溢れていました。

このコンサートは、音楽の力で人々を繋ぎ、能登の被災地の復興を願う多くの人々の想いを一つにする、感動的なイベントとなりました。

さださんがコンサートでよく語るのがこの言葉
「ちょっとでよい、5分だけでいいから大切な人の笑顔を思い出してください。その大切な人の笑顔を守るために、一体何が出来るか考えて」
今回の公演でも観客の皆さんに呼び掛けてました。

さださんが、みんなの幸せを求め、平和を愛している姿が、よく伝わってくる心温まるコンサートでした。

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